並列分散処理とはプログラムを細かいタスク(処理単位)に分け、複数の計算機で処理することで実行時間を減少させる手法です。
プログラムを細かいタスクに分けるためには、どこで分割することができるか、どの処理をした後にどの処理をするべきか(依存関係)を考える必要があります。また細かいタスクをどの計算機に割り付けるかによっても実行時間は変わってきます。
そこで様々な要因(計算機の負荷・性能・ネットワーク遅延など)を考慮した上で、実行時間が最小となるようなタスクの割り当てが可能なタスクスケジューラの開発を行っています。